操体体操:腰① 左右へ曲げる(側屈)

橋本敬三医師(1897~1993)が生み出した操体法
痛くない方向にからだを動かして整えるバランス運動法です。

腰の左右曲げ
肩幅に足を開いて立ちます。
目は正面を。
息を吸います。
息を静かに吐きながら
右手を腰にあてて左へ押してゆきます。
腰は押されるままに左へ。
重心も左足へゆっくり移動。
身体の側面でCを造るようなイメージで
左手をゆっくり右へ倒していきます。(気持ちのよい場所まで 無理はしない)
息を吐ききったら
少しの間心地よい緊張をキープ。
一息吸います
息を吐きながらゆっくり元に戻ります。
深呼吸して
身体の感覚をじっくり味わいます。
逆側も同様におこないます。

ラジオ体操にも側屈がありますが
・操体法では動き出しが腰(重心)から
・側屈の時に体重をかける足がラジオ体操とは逆

腰(重心)が移動してから、側屈が始まっていくイメージです。